クリスチャン・レオッタ
シューベルト プロジェクト 7DAYS 1st Stage
ALTI開館30周年記念公演
インフォメーション
偉大なる作曲家の敬虔な伝道者、再び―
シューベルトの魂が蘇る、壮大な7日間
2015~16年にかけてアルティで開催した「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、多くの聴衆を感動の渦に巻き込んだ、イタリア人ピアニスト、クリスチャン・レオッタの再来日が決定しました!
今回の来日では、シューベルトの深遠で幻想的な世界を皆様にお届けします。
ピアノ・ソナタ14曲と「楽興の時」ほか、合計21曲を演奏する超絶プロジェクト。どうぞご期待ください!
新進気鋭のシューベルト研究者、堀朋平さん書下ろしの特製プログラムやプレ・レクチャーなどの周辺企画も充実。豪華景品があたる抽選会なども楽しめます。
公演名 | クリスチャン・レオッタ
シューベルト プロジェクト 7DAYS 1st Stage |
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日時・ 曲目 |
<1st Stage> 3/10(土)15時開演 ピアノ・ソナタ第18番「幻想ソナタ」、ピアノ・ソナタ第8番、「さすらい人幻想曲」D760 3/14(水)19時開演 ピアノ・ソナタ第14番、4つの即興曲D899、ピアノ・ソナタ第16番 3/18(日)15時開演 ピアノ・ソナタ第4番、ピアノ・ソナタ第13番、ピアノ・ソナタ第21番
<2nd Stage> 11/27(火)19時開演 ピアノ・ソナタ第7番、3つのピアノ曲D946、ピアノ・ソナタ第17番 12/1(土)15時開演 「楽興の時」D780、アレグレット ハ短調D915、ピアノ・ソナタ第20番 12/5(水)19時開演 4つの即興曲D935、ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 D576、ピアノ・ソナタ第19番 12/9(日)15時開演 ピアノ・ソナタ第15番「レリーク」、ピアノ・ソナタ第9番、ピアノ・ソナタ第21番
※開場は各回開演30分前 ※ピアノ・ソナタ第21番のみ両ステージで演奏 ※都合により曲目等内容を変更する可能性がございます。 |
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会場 | 京都府立府民ホール アルティ | ||||||||||||||||||||||||||||||
出演 | クリスチャン・レオッタ(ピアノ) | ||||||||||||||||||||||||||||||
公演当日のおもてなし |
★各ステージの最終日の終演後に出演者を迎え交流会を実施
★プレ・レクチャーのご案内★(無料) 公演をより深くお楽しみいただくために、プレ・レクチャーを開催します。 <日程> 3/10(土)13:00~14:00「飛翔する青年――ひらかれた幻想の響き」 12/1(土)13:00~14:00「ひとの傷、こころの歌――後期ソナタを聴く」 <講師>堀 朋平(音楽学者) <対象>本公演チケット購入者 <参加方法>直接ホールへお越しください(座席自由)。 |
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料金 【税込】 |
7日間セット券購入特典! ■新進気鋭のシューベルト研究者、堀朋平氏書き下ろしの特製プログラムをプレゼント! *1st Stageのセット券購入者は600円(税込)でご購入いただけます。 *公演当日会場でも1,500円(税込)で販売。
■お茶席券進呈!
*定員に達したため終了しました。
※( )は会員優待価格 ※当日は500円アップ ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
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チケット取扱 | 京都府立府民ホール 075-441-1414 京都府立文化芸術会館 075-222-1046 ローソンチケット 0570-000-777 (Lコード:7日間セット53290、1st stageセット53297、1日券53318) |
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お問合せ | 京都府立府民ホール 075-441-1414 (9時~18時/第1・第3月曜日休館) |
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主催 | 京都府、イタリア文化会館-大阪、創<(公財)京都文化財団・(株)コングレ共同事業体>【京都府舞台芸術振興・次世代体験推進事業】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
助成 |
芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション |
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後援 |
朝日新聞京都総局、京都新聞、産経新聞社京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、KBS京都、α-STATIONエフエム京都 |
プロフィール
クリスチャン・レオッタ(ピアノ)プロフィール
ロザリン・テューレックには「生まれながらの驚くべき音楽性を身につけたたぐいまれな才能」と、カール・ウルリッヒ・シュナーベルからは「古典派、ロマン派の作曲家の指示に対する彼の解釈は素晴らしくかつ完璧であり、彼らの意図を理解している」と評された。
イタリア、カターニア生まれ。ミラノのG.ヴェルディ音楽院のマリオ・パトゥッツィのもとで学んだ後、コモ湖のテオ・リーヴェン国際ピアノ財団及びオクスフォードのテューレックバッハ研究財団で学ぶ。2002年モントリオールにて、若干22才でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を披露するという偉業を成し遂げた。それは60年代にダニエル・バレンボイムが成し遂げた以来の出来事であった。以後、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を、世界の主要都市で21回成功させ、2004年イタリア共和国大統領より功労賞を授けられる。また、2015~2016年にかけ、京都府立府民ホール“アルティ”でおこなった、9日間におよぶ全曲演奏会では、すべての回でスタンディングオベーションが沸きおこり聴衆を魅了した。また、日本の主要音楽誌、新聞各紙にて多くの記事が掲載されメディアにも評された。
2008年から2014年にかけてアトマ・クラシック社より、ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全32曲の2枚組合計5枚のCDをリリースし、「現代の最も優れたベートーヴェン弾きの一人」「今まで世に出た一連の中で最も卓越した作品」と国際的に評された。2016年4月には、ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲を含むCDが同社より発売された。
これまでにミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、RAI国立交響楽団、ミラノG.ヴェルディ交響楽団等と共演。また、ミュンヘンのガスタイク劇場では定期的に演奏をおこなっているほか、世界各国の主要コンサートホールで演奏経験をもつ。
2017~2018年シーズンは、バンコク交響楽団との共演でベートーヴェンのピアノ交響曲全曲を披露するほか、ベートーヴェンピアノ・ソナタ全曲演奏会としては、ベルガモ、トレメッツォ(イタリア)、また、ピアノ・ソナタを含むシューベルトのピアノ曲のみを演奏するプロジェクトをスタートし、京都府立府民ホール“アルティ”ほか、イタリアをはじめ様々な国でも演奏会を予定している。
公演レポート
ALTI芸術劇場 Vol.40
クリスチャン・レオッタ シューベルトプロジェクト 1st stage
クリスチャン・レオッタさんのシューベルトプロジェクトがついに始まりました!
1st stageの1日目は音楽学者の堀朋平さんによるプレレクチャーからスタート。電子ピアノを弾きながらの解説は大変わかりやすく、シューベルトやピアノソナタ、そして今回のプログラミング等についてたっぷりと話していただきました。
そして7日間セット券先着ご購入のお客様には庭園のお茶室にて呈茶サービス、開演前の時間をゆっくり過ごしていただきました。
2015~2016年のベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会で毎回驚異の名演を繰り広げたレオッタさん。今回も大いに期待されましたが、もう1日目からエンジン全開!
ベートーヴェンでも際立っていた煌めく様な艶のある音は今回も同様で、シューベルト独特の歌謡的な美しい音の流れにピッタリ。加えて深淵を覗き込むような深みのある表現が作品の魅力を最大限に引き出していました。
潤いのある美音は常に保たれ、力強い表現であっても荒っぽくなることのない繊細で丁寧な表情付けによって、その演奏は作曲者の思いを鮮やかに伝えてくれます。聴く者は落ち着きと心地よい幸福を感じながらシューベルトの世界に浸り、至福の時間を味わうことができました。
それにしても、シューベルトって本当に美しい曲を書いたんだな~、とつくづく思わせてくれるのもレオッタさんのおかげなんでしょうね。
18日の終演後はお楽しみの交流会。大勢のお客様が残られ、感動の余韻とともにレオッタさんと楽しい時間を過ごしていただきました。
2nd stageは11月27日から始まります。あの感動を再び味わえる日を首を長くして待つことにしましょう。皆様お楽しみに~~!