オーケストラをアルティに登場させる大胆な試み。
可動式舞台がまるで“おもちゃ箱”のように!
【指 揮】 | 井上道義 | ||||||||
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【演 奏】 | オーケストラ・アンサンブル金沢 | ||||||||
【公 演 日 時】 |
2012年9月2日(日) 17時開演(※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました)
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【プログラム】 | ●モーツァルト/交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385 ●シチェドリン/カルメン ●ドビュッシー/おもちゃ箱 | ||||||||
【会 場】 | 京都府立府民ホール アルティ(交通アクセス) |
オーケストラをアルティに登場させる大胆な試み。
可動式舞台がまるで“おもちゃ箱”のように!
【指 揮】 | 井上道義 | ||||||||
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【演 奏】 | オーケストラ・アンサンブル金沢 | ||||||||
【公 演 日 時】 |
2012年9月2日(日) 17時開演(※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました)
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【プログラム】 | ●モーツァルト/交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385 ●シチェドリン/カルメン ●ドビュッシー/おもちゃ箱 | ||||||||
【会 場】 | 京都府立府民ホール アルティ(交通アクセス) |
オーケストラ三昧の一日!
2012年9月2日(土)、「ALTI芸術劇場vol.1」を開催いたしました。
記念すべき第一回は井上道義指揮によるオーケストラ・アンサンブル金沢が出演。三部構成の舞台はバラエティに富んだプログラムで、井上氏の独創的なアイデアと軽妙なパフォーマンス、そしてオーケストラ・アンサンブル金沢のハイレベルの演奏が織り成す、ALTI芸術劇場ならではのユニークなステージとなりました。
本公演前には本番さながらの公開リハーサルや、日本庭園に囲まれたお茶室でのおもてなし、また京都市立芸術大学生による演奏会もロビーで催され、本公演以外でも、ご参加いただいたお客様からご好評をいただきました。
本公演は可動式舞台が創り上げる『おもちゃ箱』のような飽きさせない空間の中、第三部の『おもちゃ箱』はクラシック演奏会の枠を超えたミュージカルさながらの躍動感溢れる舞台となりました。
アンコールでは、クラシック演奏会では異例の「客席からの撮影可」のひと幕もあり、革新的な発想が形となった公演となりました。
アンコール曲目
公演終了後に開かれた交流会では、井上氏によるワインの「おもてなし」のもと、沢山のご参加をいただきました。出演者とお客間、またお客様同士の交流が生まれる場となり、舞台や立場という垣根を取り払うことを標榜するALTI芸術劇場の本懐を実現できる一日となりました。誠にありがとうございました。
次回、ALTI芸術劇場vol.2は、あのパヴァロティが寵愛したフルーティスト「アンドレア・グリミネッリ」氏を迎え、クラシックの本場イタリアに包まれる一夜と古都ならではおもてなしをご用意いたします。ご興味ご関心のある皆さまのご参加を、心より京都は中立売り御門前にてお待ちしております。
ご参加いただいた方々からのメッセージ(アンケート回答)
ビロードのようなストリングスと高精度のアンサンブル。
日本初の常設プロフェッショナル室内管弦楽団の実力。
1988年、世界的指揮者 故岩城宏之が創設音楽監督(現在、永久名誉音楽監督)を務め、多くの外国人を含む40名からなる日本最初のプロの室内オーケストラとして、石川県と金沢市が設立。2001年金沢駅前に開館した石川県立音楽堂を本拠地とし、世界的アーティストとの共演による年20回の定期公演や、北陸、東京、大阪、名古屋での定期公演など年間約110公演を行っている。これまでに行ったヨーロッパ、オーストラリア、アジアを含む海外公演は15回に及ぶ。設立よりコンポーザーイン・レジデンス(現コンポーザー・オブ・ザーイヤー)制を実施し、多くの委嘱作品を初演、CD化している。
メジャーレーベルより90枚を超えるCDを発売。
2008年より毎年開催されている世界的音楽祭「ラ・フォルジュルネ金沢」の中心的な役割を担っている。
井上道義プロフィール
1946年東京生まれ。桐朋学園大学にて齋藤秀雄氏に師事。1971年ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクールに優勝。1977年~1982年ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、1983年~1988年まで新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、1990年~1998年京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者。京都市交響楽団時代には、コルンゴルトの歌劇をコンサートオペラ形式で取り上げ話題となる。これまでに、シカゴ響、ベルリン放送響、シュトゥットガルト放送響、ドレスデン・フィル、スカラ・フィル、レニングラード響、サンクトペテルブルク響、フランス国立管、ブタペスト祝祭管、ハンガリー国立管、ベネズエラ・シモン・ボリバルなどに登場している。1999年から2000年にかけて、マーラーの交響曲全曲演奏会を10回シリーズで、新日本フィルハーモニー交響楽団とすみだトリフォニーホールにて行い、「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年、日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を東京・日比谷公会堂にて開催。音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。
1998年「フランス政府芸術文芸勲章」、2009年「三菱UFJ信託銀行賞」、2010年「平成22年京都市文化功労賞」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」を受賞。2007年よりオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、ならびに石川県立音楽堂アーティスティック・アドバイザーに就任。ラ・フォル・ジュルネ金沢を含む多くの実験的企画を敢行し続けている。近年作曲活動も行っており、自身作曲の曲を京都市交響楽団で演奏されている。自宅でアヒルを飼っている。
オフィシャルサイト(http://www.michiyoshi-inoue.com/)