チェロアンサンブルの愉しみ
2 月 22 日(日)公演 ALTI 芸術劇場 vol.21『チェロアンサンブルの愉しみ』 出演者変更のお知らせ
平素は府民ホールアルティをご利用いただき誠にありがとうございます。 2 月 22 日(日)に公演を予定しております ALTI 芸術劇場 vol.21『チェロア ンサンブルの愉しみ』公演につきまして、出演を予定していた林 裕 氏が体調 不良により、急遽出演できなくなりました。 代わりに、辻本 玲 氏にご出演いただき、公演は予定通り実施いたします。 (辻本氏のプロフィールは次頁をご参照ください。) ご了承くださいますようお願い申しあげます。
京都府立府民ホール アルティ
インフォメーション
公演名 | ALTI芸術劇場 Vol.21 チェロアンサンブルの愉しみ |
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日時 | 2015年2月22日(日)15:00開演(13:15開場) |
会場 | 京都府立府民ホール アルティ |
出演 | 上村 昇、林 裕、河野文昭、上森祥平、藤森亮一
※出演を予定していた林 裕 氏が体調不良により、急遽出演できなくなりました。代わりに、辻本 玲 氏にご出演いただき、公演は予定通り実施いたします。(辻本氏のプロフィールはこちらをご参照ください。) |
プログラム | < チャイコフスキーメドレー > “くるみ割り人形”より「序曲」「ロシアの踊り」 サマーリンの栄誉のためのエレジー “白鳥の湖”より「4羽の白鳥の踊り」 アンダンテ・カンタービレ 弦楽セレナーデより「ワルツ」 ほか ※都合により曲目が変更になる場合がございます。 |
公演当日のおもてなし | 12:30 呈茶サービス(プレミアム席の方のみ) ※14:00までの利用となります。 13:30 公開リハーサル(約30分間) 15:00 本公演 終演後 交流会(出演者も出席予定) |
料金 |
【全席指定・税込】 ※プレミアム席は、音響的・視覚的に優れたお席です。日本庭園に囲まれた茶室にて呈茶サービス(お茶・お菓子)付。(府民ホールアルティのみの取り扱い) |
チケット取扱 | 京都府立府民ホール 075-441-1414 京都府立文化芸術会館 075-222-1046 チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:242-755) ローソンチケット 0570-000-777(Lコード:52215) |
チケット発売日 | アルティメイト:10月17日(金)10:00 〜 一般:10月19日(日)10:00 〜 |
お問合せ | 京都府立府民ホール 075-441-1414 (9時~18時/第1・第3月曜日休館) |
主催 | 指定管理者 創 <(公財)京都文化財団・(株)コングレ共同事業体> |
助成 | 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション【alti classic selection】 |
プロフィール
上森 祥平 Syohei Uwamori
1997年第66回日本音楽コンクール第1位入賞、併せて「松下賞」受賞。2003年京都市芸術文化特別奨励者に選ばれる。ドイツ国家演奏家資格取得。2012年第30回京都府文化賞奨励賞受賞。現在、東京藝術大学非常勤講師。
上村 昇 Noboru Kamimura
1977年第46回日本音楽コンクール第1位。第6回カサド国際チェロ・コンクール第1位優勝。1983年第1回京都府文化賞新人賞受賞。2001年第19回京都府文化賞功労賞受賞。現在、京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学特任教授。
河野 文昭 Fumiaki Kono
1981年第50回日本音楽コンクール第1位、1990年京都音楽賞、1992年大阪府文化祭賞、2004年第22回京都府文化賞功労賞等を受賞。現在、東京藝術大学教授。
林 裕 Yutaka Hayashi
1993年 第62回日本音楽コンクール第1位、黒柳賞を受賞。青山音楽賞、松方ホール音楽賞大賞、大阪文化祭賞グランプリ、文化庁芸術祭優秀賞等を受賞。いずみシンフォニエッタメンバー。相愛大学准教授、神戸女学院非常勤講師。
藤森 亮一 Ryoichi Fujimori
1982年第29回文化放送音楽賞、1983年第52回日本音楽コンクール第1位、2008年第26回京都府文化賞功労賞などを受賞。1987年NHK交響楽団に入団。現在、東邦音楽大学特任教授、国立音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師。
公演レポート
ALTI芸術劇場 Vol.21
チェロアンサンブルの愉しみ
2015年2月22日(日)、御所では梅が咲き始め春の訪れが徐々に近づく折、ALTI芸術劇場vol.21が開催されました。桃の節句が近いことから、プレミアム席限定呈茶サービスのお茶室には雛人形を飾り、京都の春を楽しんでいただく趣向でお客様をお迎えしました。
本公演では、林 裕氏の出演が体調不良のためかないませんでしたが、代役として若手の実力派チェリストとして活躍する辻本 玲氏にご出演いただきました。普段とは違う、今回限りの音のハーモニーが生み出されました。
公開リハーサル後、「コントラプンクトゥス7」のチェロ5台への編曲で始まり、その後、この公演で好評いただいております河野 文昭氏のトークで、プログラムの解説と演奏者の秘話を交えながらプログラムが進められました。
曲目が進むごとに、演奏者も増えていく形式をとった前半のプログラムは、チェロの数の変化による音の変化を味わい楽しめるように構成されていました。
後半は、前半とはまた雰囲気の違ったA.ピアソラ"フーガと神秘”の五重奏で始まりました。演奏後、河野氏と他の演奏者とのトークでは、上村氏と辻本氏の師弟関係についてお二人に質問されたり、藤森氏から辻本氏にヘアースタイルについての質問など、多くのお話が聞けました。若きチェロ演奏家の辻本氏が各演奏者のことを慕っておられる様子が伺えましたし、若い演奏家を育てようとされている先生方の様子も皆様に届いたと思います。
チャイコフスキー メドレー
- “くるみ割り人形” Op.71より「序曲」、「ロシアの踊り」
- サマーリンの栄誉のための“エレジー“
- “白鳥の湖” Op.20より「4羽の白鳥の踊り」
- 「アンダンテ・カンタービレ」
- 弦楽セレナーデ ハ長調Op.48より「ワルツ」
アンコール曲
- ペルゴレージ ソナタNo.1よりModerato
- ペルゴレージ シンフォニアよりPresto
- ハイドン 交響曲第13番より2楽章
公演終了後には、交流会も開かれ多くの方に参加していただきました。演奏者の方とお話しする方、サインをCDなどにしておられる演奏者の方々、思い思いに愉しく過ごしていただきました。皆様のご来場ありがとうございました。
次回、ALTI芸術劇場vol.22は、2015年度に突入し、「畑 儀文 テノールリサイタル」です。開催日は2015年5月10日(日)、皆さまのご参加を、心より、京都は中立売り御門前にてお待ちしております。
ご参加いただいた方々からのメッセージ(アンケート回答:1日目・2日目混合)
- 毎年楽しみにしています。お茶席での待ち時間、素敵でした。こんなにすばらしく温かい演奏会をありがとうございました。(70代以上 女性)
- 本番の完成された様も良いですが、リハーサルでの緊張感と、ほのぼのの両方が垣間見える様も良いですね。リハーサルを見せて頂ける機会を増やして下さると嬉しいです。(50代 女性)
- リハーサルでは、どのように曲を合わせていくのか、実際に見ることができ、参考になりました。心地良い響きのアンサンブルで愉しく聞かせていただきました。(60代 男性)
- 5人5様!? の音色が調和して1つのハーモニーになった時の響きがとても心地良かった!ベテランの成熟した音の中に若々しい音が1つ入ることにより、また新しい音楽が紡がれたように感じた!(50代 女性)
- リハーサルの公開などよい企画でした。本番は横側からだったのでリハーサルでは前から聴けてラッキーでした。チェロだけのアンサンブルもなかなかよかったです。しかも一流奏者の演奏だったのでさすがでした。息もピッタリで心に響くコンサートでした。ありがとうございました。(60代 女性)
- ヴァイオリンもいい、ビオラもいい、がやはりチェロのアンサンブルは最高です。軽やかな中に奥深さが何ともいえない心に沁みます。待ちに待ったチェロアンサンブル、充分愉しませていただきました。お茶をいただき、クラシックをきき、こんなぜいたくはありません。ありがとうございました。(70代以上 女性)
- 自分でも趣味でチェロを弾くので、チェロアンサンブルは大好きなジャンルです。今回はステージの上の席でしたが、オケのメンバーが座るような椅子かと思って来たら、ちゃんとした客席の椅子だったのも有難かったです。アーティストのトークもまじえ、うしろのプルトでいっしょに弾いているような位置で聞くのも客席で正面から見ながらとはちがって楽しめました。(60代 女性)